今日は、私たちが日常生活で抱える、さまざまな感情や思考に焦点を当ててみたいと思います。心がざわついた時に「フォーカシング」という手法が役立つことを知っていますか?
フォーカシングとは
アメリカの心理学者であるユージン・ジェンリンズによって開発された「フォーカシング・ゲシュタルト療法」
心理療法や個人成長の分野で用いられる技法の一つであり、自己探求や内面へのアクセスを支援する心理的手法です。この手法は、内なる声や感情に耳を傾けることで、自己理解や問題解決のプロセスを促進します。
体験した内容ではなく、体験した過程を重視するものです。
一人で実践するのは難しいかもしれませんが、切り離された感情や抑え込んだ思いなどが、溢れてくることもあるでしょう。無理のない状態でやることをおすすめします。
フォーカシングの意義
日常生活では、ストレスや不安、悩みといった感情が私たちの内側に常に存在します。しかし、これらの感情を無視することは、問題を解決するのはなりません。
気持ちを抑制し続けたために失ってしまった本当の感情を取り戻す効果があります。フォーカシングは、これらの感情に焦点を当て、その根源を探求することで、より深い理解と受容を促します。
フォーカシングの実践方法
フォーカシングの基本的な考え方は、感情や身体の感覚を注意深く観察し、それらが示す内なるメッセージを受け入れることです。この手法は、日常生活で抱えるさまざまな感情やストレスに焦点を当て、それらを探求することで自己理解や問題解決を促進します。
まず、静かな環境でリラックスし、目を閉じて深呼吸を行います。次に、内なる感情や感覚に注意を向け、それらを言葉やイメージとして表現します。この過程で、自分の内なる声に耳を傾け、そのメッセージを受け入れます。
【例えば】
病気、人間関係、かゆみ、痛み、精神などに対して、その体の中で起きているものになってみるなどの方法で本当の自分が浮かびあがってきます。
フォーカシングの手法は以下のようなステップに基づいています
内なる感覚の認識
フォーカシングを行う際には、まず静かな環境でリラックスし、目を閉じて内なる感覚や感情に注意を向けます。これには身体的な感覚や感情、思考などが含まれます。
言葉やイメージ化
横たわる自分をイメージし、感情や感覚を言葉やイメージとして表現します。問いかける部分をフォーカスし、これによって内なる経験を外部化し、より明確に捉えることができます。色や形というようにイメージして対話することが重要です。
受容と探求
表現された感情や感覚に耳を傾け、それらを受け入れます。その後、その感覚に対して問いかけを行い、その根源やメッセージを理解しようとします。
変容と解放
内側の感覚や感情を受け入れることで、それらが解放され、変容するプロセスが促進されます。これによって、内面の調和や成長が生まれます。
フォーカシングは心がざわざわするような時に、行ってみるのも良いと思います。何に?ではなくそれについてどんな話し方をするのか、なぜそのような話になっていくのか過程を重視します。
フォーカシングのメリット
家族や友人を心配する気持ちは、本当に相手の事を考えているのでしょうか?どこか、自分にとって都合が良いことも含めた感情があるかもしれません。
例えば、病気を抱えた夫に対して生活習慣を矯正したり、行動に不満を持ったりしていませんか?このとき、本当は自分が辛い思いをするのが嫌なのかもしれません。
もちろん愛情があってのことですが、病気が進行すれば入院したりもしかすると想像したくないようなことが起きるかもしれない。そんなことがあったら、自分は悲しいし辛い。そんな思いはしたくない。
だから、夫に対して食事制限や、行動軽減を掛けたくなることがあります。そんな時こそ、自分の本当の声を聴くのがフォーカシングです。
良いとか、悪いとかジャッジするものではありません。心の声を内側から聴くだけで良いのです。自分の心と体が一致していくように「気づき」が大切です。
自分自身の心の声を理解すると、物事に対しての考え方や決断がスムーズになるでしょう。日常のストレスから解放され自分自身を大切に出来るようになります。
まとめ
フォーカシングを実践することで、自己理解や内面の調和を促進し、日常生活でのストレスや不安に対処する力を養うことができます。積極的な姿勢で自己探求に取り組み、フォーカシングの力を活用してみてください!
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